花粉症の季節到来!アロマの香りで花粉対策

アロマの香りで花粉対策

日本人の4人に1人が罹患しているといわれる花粉症。鼻水やくしゃみ、目のかゆみなどの不快な症状が出て、日常生活に支障が出てしまうこともあり、毎年辛い思いをしている方も多いでしょう。そんな方には、マスクを着用するなどの基本の花粉症対策のプラスαで、アロマを使った対策がおすすめです。

今回は基本の花粉症対策に加え、花粉症対策におすすめの精油を紹介します。花粉症を乗り切るサポートとして取り入れてみましょう。

花粉症の基本的な対策

花粉症の治療には、抗ヒスタミン剤やステロイド剤などの薬物療法があります。とくに花粉を吸い込まないようにすることが大切です。物理的に花粉をカットするための日々の対策がとても効果的なので、どんな対策があるかみていきましょう。

マスク・メガネを着用する

外出時には、花粉を吸い込まないようにマスクを着用しましょう。できるだけ、高性能フィルターのついたマスクを選ぶとよいでしょう。マスクの下にガーゼを挟むことで花粉の吸入量を99%近くまで減らすことが出来ることも明らかとなっています。

花粉を物理的にカットするためには、メガネの装着も有効な手段です。メガネ装着によって花粉の流入量が約40%減少することがわかっています。花粉対策用の防御カバーのついたメガネでは約65%も減少することが報告されています。

外出時間と静電気を意識する

花粉が飛散する時期には、できるだけ外出を控えたり、早朝や夕方など、花粉の飛散が少ない時間帯に外出するようにしましょう。また、衣服の静電気の発生を抑えることも大切です。おでかけ前に、静電気抑制スプレーを衣服にかけておくと、花粉の付着を抑えることができるので、とても効果的です。

室内の換気をする

室内には、空気中に花粉が侵入することがあります。そのため、換気をする際には、花粉の飛散が少ない時間帯に行うようにしましょう。最近では、花粉ガードなど機能性カーテンも販売されています。どうしても換気をしなければならない場合は、活用してみましょう。

身体のケア・スキンケア

花粉によるアレルギー反応が起こった場合には、こまめに手洗いやうがいを行い、身体を清潔に保ちましょう。花粉によるかゆみなどで、肌荒れをしてしまう方は、花粉をガードできるミストを使用したり、肌に低刺激なスキンケアで守り美容を行うよう心がけましょう。バームなどで肌を守ることを意識してみてください。花粉を肌につけないということがとても重要です。

花粉症による症状を和らげるために、精油や漢方薬などの自然療法を取り入れることもおすすめです。

植物の力で体をケア・花粉症におすすめの精油

植物の力がぎゅっとつまった精油には、抗炎症作用や抗菌作用があるものがあります。香りを嗅ぐことで花粉症で落ち込んだ気分をリフレッシュすることができるため、花粉症対策のお供に精油を活用することはおすすめです。以下では、花粉症の時期におすすめの精油を紹介します。

ヒノキ精油

ヒノキ精油は、抗炎症作用があり、アレルギー反応を和らげるのに役立ちます。また、抗菌作用もあるため、花粉症による鼻づまりや鼻炎などの症状を緩和する効果が期待できます。

レモン精油

レモン精油には、抗炎症作用や抗菌作用があり、花粉症による喉の痛みやのどの渇きなどの症状を和らげる効果が期待できます。また、レモンの爽やかな香りはリフレッシュ効果もあるため、気分を明るく保つことができます。

ユーカリ精油

ユーカリ精油には、抗炎症作用や殺菌作用があり、花粉症による喉や鼻の炎症を緩和する効果が期待できます。また、ユーカリのスッキリとした香りは、気分をリフレッシュしてくれる効果もあります。

カモミール精油

カモミール精油には、鎮痛作用や抗炎症作用があり、花粉症による頭痛や喉の痛みなどの症状を和らげる効果が期待できます。また、カモミールの優しい香りは、ストレスを軽減してくれる効果もあります。

ティートゥリー精油

ティートゥリー精油は、気管支を広げる作用があり、鼻づまりを緩和する効果が期待されます。また、抗炎症作用があり、花粉によるアレルギー反応による炎症を抑える効果が期待されます。

ラベンダー精油

ラベンダー精油は、リラックス効果がありストレスを緩和する効果が期待されます。花粉症によるストレスや不眠に対しても効果が期待できます。また、抗炎症作用があるため、鼻や目のかゆみ、喉の痛みなどの症状を和らげることができます。

精油は強い香りや成分が含まれているため、肌や粘膜に直接触れないように注意が必要です。妊娠中の方などは、医師に相談してから使用することをおすすめします。

おすすめの精油の活用方法

マスクや衣類にスプレーする

肌につかない場所にアロマミストをスプレーしてみましょう。香りが気持ちを落ち着かせてくれ、花粉症がつらい日も気分よく外出できます。

玄関や寝室のカーテンに

玄関にデュフューザーを置いたり、カーテンにスプレーをしてみましょう。寝室のカーテンにスプレーをすることで、就寝時の気になる鼻詰まりや寝付きの悪さの改善をサポートしてくれます。就寝時にデュフューザーを使用する際は、危険なので、火を使わないものを選ぶようにしましょう。

まとめ

基本の花粉症対策と花粉症におすすめの精油を紹介しましたがいかがでしたか。花粉症の症状がでたら、我慢をせずに薬を飲むことをおすすめします。その上で、アロマの香りを楽しみながら花粉対策ができれば、いつもより気持ちよく過ごすことができそうですね。花粉症対策のプラスαに精油を取り入れてみてください。

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